メンタリティ管理

メンタリティ管理


サイト全体の目次

稿


稿

(untitled)

インコは最初のほうで書いたとおり非常に知的ですので、その知的欲求を満足させるための工夫が欠かせません。通常の日常管理のほか、ぜひとも意識してもらいたい部分です。

問題行動と三つの箱

彼らには基本的に「しかる」という方法でのしつけは通用しません。それらは彼らにとってストレスとなり、さらなる問題行動へつながるだけでしょう。

ここで、問題行動を分析した興味深いモデルを紹介します。なお、このモデルは心理学における「先行条件→反応→結果」という三項随伴性と呼ばれるものを三つの箱によって分かりやすく説明したもので、.で詳しく説明されています。

バードトレーニング http://love.ap.teacup.com/bird/

それは、「行動の直前」「行動」「行動の直後」という三つの箱とそれに対応する彼らの気持ちを考えようというものです。

つまり、

・「おやつだ!」(おやつ欲しいな)
→「それちょうだい~」(ダンス披露)
→「おやつもらえた」(うれしいな、もっとやろう)
・「あの人が来た」(遊びたいな)
→「遊んでよ~(呼び鳴き)」
→「怒られた」(もう止めよう、あの人も嫌いだ!)
				

といった具合です。怒っているのになおも続ける場合は、彼らはあなたの反応を楽しいものと受け止めているのでしょう。もし本当に怒られていると感じるならば、彼らはあなたを嫌いになるかもしれません。

そしてこれは「ほめる」をうまく使えば彼らをキチンとしつけられることを意味します。逆に言うと、彼らの気持ちをキチンと理解せずにしつけをしようとしてもどこかで歪みが生じ、問題行動につながってしまう可能性があるのです。彼らの気持ちを理解するために、この三つの箱をうまく使ってみてください。

余談ですが、「しかる」がまったく使えないわけではありません。つまり

・「ダメって言われた」(いけないことなのかな?)
→「やめたよ」(現在の行動を停止)
→「ほめられた」(うれしいな、もうしないよ)
				

というふうにもっていくのです。彼らにとっては「ダメ」が「今やってること止めよう遊び」を始める合図で、その結果としてほめられればそれは楽しい遊びだと感じているかもしれません。実際、チョコが食糞したときやコードをかじった時にちょっとキツく「ダメ!」と言い、驚いてそれらをやめたタイミングで「いいこね~」とほめるようにしたところ、食糞もコードかじりもしなくなったので驚きです。これは後述するクリッカートレーニングの応用といえるかもしれません。

エンリッチメント

多くの場合、彼らはケージの中にいても何かしらの遊びを見つけようとします。そのためには常に新しいおもちゃが必要でしょう。おもちゃをいくつか用意しておいて、週代わりで入れるなどの工夫をすると良いかもしれません。また、木製のおもちゃなどはかじって壊されてしまうでしょうが、それも彼らにとってはとてもよい遊びになるので、ぜひやらせてあげてください。また、止まり木もまっすぐな棒状のものより、くねっている自然木のほうが刺激になるでしょう。

では放鳥時はどのような遊びが良いのでしょうか?基本的には彼らが喜ぶことで、ワガママすぎず健康を害さないことであれば何でもよいと思います。多分彼らは自分でいろいろと見つけるでしょう。真っ先に見つけるのが「物を落としてそれを眺める」かもしれません。そして彼らに遊びを任せてしまっても、「遊んでよ~」といった感じであなたに近寄ってくることもあるでしょう。そんな時、その気持ちを察してちょっと手を出して遊んであげれば彼らはとてもうれしく感じるはずです。どうやって察するの?と思うかもしれませんが、彼らは感情表現豊かですので、きっと分かります。人間の親が自分の赤ちゃんが遊んで欲しそうならそれに気づくのと同じです。

とまぁ、基本的には自然な流れで遊んであげればよいと思うのですが、最近では一歩進んで「エンリッチメント」という言葉がはやっています。この考え方は彼らの精神的充足をはかろうというものですが、具体的には彼らに対して意図的に「ドキドキ、ワクワク」と演出するというものです。例えば、エサやおもちゃをティッシュにくるんですぐには取れないようにし、取り出せたときの喜びを倍増させるなどです。こういったことはちょっとしたひらめきでいくらでもできるので、ぜひ常日頃意識して彼らと接するように心がけましょう。

これらとは少し考え方が異なりますが、「クリッカートレーニング」というものもはやっています。考え方としては、やって欲しいことにちょっとでも近づいたら「カチッ!」という合図を鳴らし、ごほうび(多くの場合エサやおやつでよいでしょう)をあげて、それが面白いことだと認識させることにより、目的の行動へと導いていくものです。これは三つの箱の応用であるといえるでしょう。即ち

・「おやつだ!」(おやつ欲しいな)
→「何かしたよ」(覚えさせたい行動)
→「音が鳴っておやつ出てきた」(うれしいな、もっとやろう)
				

という遊びにするわけです。ここで音を鳴らすのは結果をはっきりさせるためです。このクリッカートレーニングについても三つの箱で紹介したサイトで紹介されているので、読んでみると良いでしょう。

以上のように、彼らのメンタリティは普通の人が想像している以上のものです。彼らの心をよく理解し、より良い関係を目指してください。


読み込み中・・・
10秒待っても表示が変わらない場合、次の理由が考えられます。
・Javascript が無効になっています。
・検索エンジンのキャッシュを見ています。
サイトホームへ / 上位ページへ / ページトップへ / PAROFトレンドショッピングへ
Copyright (C) 2010 totobon all right reserved.